東京七島新聞
2000.5.18

大島レーダーサイト運用始まる

高精度の気象情報発信

【大島】DWP大島レーダーサイトの開所式が十一日、大島町差木地余川の同所で藤井町長、水迫警察署長、大島支庁・清水産業課長、町役場・木村産業課長、同・小蔦消防長、瀧本社長ら関係者など四十人が出席して開かれた。開所式は午前十時から開かれ、テープカット、波浮港・滝泉寺谷口住職による安全祈願祭、瀧本社長あいさつ、藤井町長の音頭で乾杯、レーダーサイト見学などが行われた。午前十一時五十分からは元町・大島町開発総合センターで報告会が開かれ、瀧本社長あいさつ、藤井町長の祝辞、感謝状贈呈、日本経済、読売、朝日新聞などからの祝電披露のあと立食パーティーが開かれた。DWP(デジタル・ウェザー・プラットホーム)大島サイトには、二重偏波ドップラー方式と呼ばれる気象レーダーが設置され、対象地域は大島を中心に480キロメートル、は紀伊半島の先、北は佐渡島へ日本海(ただしアルプスがあるので低い方の雲は捉えられない)福島の阿武隈から仙台、金華山沖、南は鳥島まで。風の方向、速さはもとより、雨の強さ、雲を構成している粒子の大きさや種類の判別、移動方向まで、二8メッシュの精度で計測した詳細な情報を提供することができる。周波数5265メガヘルツ 、空中線電力250キロワット。昨年九月、郵政省関東電波通信監理局より予備免許を受け四月十九日、本免許(電波検査)を取得した。このわが国初の民間気象情報会社を設立したのはデジタルウェザープラットホーム株式会社(瀧本明仁社長、東京都新宿区新宿1の13の1)。同社は「三年後までに全国をカバーする計画。五年後に五十億円の売り上げが目標」(電波新聞)ということで、この六月からインターネット等で気象情報サービスが開始される。